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無機塗料の下塗りは必要?費用やメリット・デメリットを解説

無機塗料は、耐久性や美観に優れ、近年人気が高まっている塗料です。
しかし、無機塗料の下塗りは本当に必要なのでしょうか。
下塗りなしで塗装した場合のリスクや、下塗りの費用、メリット・デメリットなどを解説します。

□無機塗料の下塗りは本当に必要?

無機塗料は、耐久性や防汚性に優れている反面、素材との密着性が低いという特徴があります。
そのため、下塗りをせずに直接上塗りしてしまうと、塗膜の剥がれや劣化が早まってしまう可能性があります。
具体的には、以下のリスクが考えられます。

1: 錆による塗膜の早期剥離

無機塗料は、鉄部に対して防錆効果が低い場合があり、下塗りなしで塗装した場合、錆が発生しやすくなります。
錆が発生すると、塗膜が剥がれやすくなり、見た目の悪化だけでなく、建物の寿命を縮める原因にもなります。

2: 塗りムラやひび割れの発生

下塗りは、上塗り塗料との密着性を高める役割も担っています。
下塗りなしで塗装した場合、上塗り塗料が素材に密着しにくくなり、塗りムラやひび割れが発生する可能性があります。

3: 塗料の性能低下

下塗りは、上塗り塗料の性能を最大限に発揮させる役割も担っています。
下塗りなしで塗装した場合、上塗り塗料本来の性能が十分に発揮されない可能性があります。

□無機塗料の下塗りのメリットとデメリット

無機塗料の下塗りには、以下のメリットとデメリットがあります。

1: メリット

・耐久性向上

下塗りを施すことで、上塗り塗料との密着性を高め、塗膜の耐久性を向上させられます。
そのため、外壁の劣化を遅らせ、建物の寿命を長く保てます。

・美観維持

下塗りは、上塗り塗料の美観を維持する役割も担っています。
下塗りなしで塗装した場合、塗膜の剥がれや劣化によって、外壁の美観が損なわれてしまう可能性があります。

・汚れ防止

下塗りは、外壁の汚れを防止する効果も期待できます。
汚れがつきにくくなることで、外壁の美観を長く保てます。

・防カビ・防藻効果

下塗りは、防カビ・防藻効果のある塗料を使用することで、カビや藻の発生を抑制できます。
カビや藻は、外壁の美観を損なうだけでなく、建物の腐食を促進させる原因にもなります。

2: デメリット

・費用

下塗りを行うことで、塗料代や作業費が追加で発生します。

・作業工程の増加

下塗りを追加することで、塗装工程が増加し、工期が長くなる場合があります。

□まとめ

無機塗料の下塗りは、費用や作業工程は増えますが、耐久性向上や美観維持、汚れ防止などのメリットがあります。
下塗りなしで塗装した場合、錆による塗膜の早期剥離や、塗りムラ・ひび割れの発生、塗料の性能低下などのリスクがあります。
これらのメリット・デメリットを考慮し、建物の状況や予算に合わせて最適な判断をすることが重要です。

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